まず一番に思い浮かぶのは魅力的な「人」が多いところです。様々な素敵な人との出会いがあり、ご指導をいただけたからこそ、今の自分があると言っても過言ではありません。5年後、10年後、20年後にはこの人のようになりたい！この人のような仕事をしてみたい！そう思わせてくれるスーパースターがたくさんいます。

また、ワーク・ライフ・バランスの意識が浸透しているので、家族との時間も大切にすることができ、仕事でもプライベートでも充実した日々を過ごせる会社です。

私は清掃責任者という立場ですので、清掃スタッフ一人ひとりを大切にし、働きやすい職場環境作りを目指しています。清掃が好きだ！この職場が好きだ！働くことが楽しい！そんな活き活きとした清掃スタッフが多く、お客様から見ても悪い気持ちはしないですよね。

役割として、一つ目はパイプ役です。「清掃と建物」、「清掃とお客様」、「清掃と会社」。代表となり、顔となり、良好な関係を築く必要があります。

二つ目は指導役です。清掃指導となると作業方法を教えるというイメージが強いかもしれませんが、それだけにとどまりません。時には従業員の働き方そのものやキャリアプラン・ライフプランの相談などにものります。『ダイバーシティ＆インクルージョン』という言葉があるように、クリーンリーダーの業務も多様化してきていますね。

その中で私は次世代クリーンリーダーの育成に力を入れています。これは担当しているビルのスタッフだけではありません。リーダーは責任が重い、やることがたくさんある、大変だ、そんなイメージをお持ちではありませんか？確かに、時折そういった側面もあるかもしれません。

しかし何よりも、「スタッフのみなさんの成長を直に感じたとき」、「お客様にご納得いただき、お褒めの言葉をいただけたとき」、「自分自身が人として成長したと感じたとき」にやりがい・嬉しさを感じますね。私も最初は失敗の連続でしたし、様々な方からお叱りを受けました。スタッフのみなさんにも今経験できる様々なことにチャレンジしてもらい、一日でも早く、一人でも多くこのやりがいを一緒に感じてもらえる人を増やしたいなと思っています。

自分自身はもちろん、人を大切にできる人が向いていると思いますよ。私も初めはスタッフの提案や相談にうまく対応できず、お叱りをいただいたこともあります。

熱意と思いやりの強い気持ちを持ち続けていれば、時間がかかっても必ずその人の心に届き、やがてその想いが職場全体に届き渡り、良い職場環境となっていきます。そして日々の積み重ね、コツコツ努力することが大切です。今日の自分は昨日の自分より成長できたか。日々少しずつでもいいのです。その積み重なった実感がやがて大きなやりがいへと繋がっていく。

清掃はゴールのないマラソンですね。