三井不動産グループとして安定した基盤があること、首都圏の大規模ビルの設備に携われることが決め手でした。

ビル管理業務は建物がある限り無くなることはなく、建物は建設費用よりもビル機能を維持させるための維持管理費用が大半を占めます。安定性かつ将来性がある業界だと感じました。

さらに当社は三井不動産グループの経営基盤のもと、毎年新規物件の受注もあり、企業としての将来性を感じた点や、福利厚生も充実しているためワークライフバランスもとれそうだと思いました。そして大規模で先進的設備を持つビルに携われることも魅力です。

オフィスビル以外にも東京ミッドタウンの様な複合施設やダイバーシティ、ららぽーとなどの商業施設もあり、学生時代に身近な建物であったことから、この建物の裏側を見てみたいという好奇心もありました。

電気分野の仕事をメインに担当しております。

建物では年に1回以上、ビルの電気を全て停電させて電気設備の点検をする休館日作業というものがあり、主体となって行っています。休館日作業に当たっては各テナント様・関係する協力会社への事前通知だけでも数十社以上、そのうちどれか1つでも連絡漏れがあってはなりません。その作業計画書・手順書の作成では点検でミスが起きないよう、正確で抜けの無い手順が求められます。

責任が重い仕事ですが、やりがいは感じています。私自身社歴は長いですがまだまだ設備に関して新しい学びや発見がありますので、飽きることない仕事だと思います。好奇心旺盛な方にはお勧めの仕事です。

現在勤めている複合施設は2018年に竣工したビルでして、竣工前の立ち上げから建物管理業務に携われたことです。

当社では新規物件受注後、建物の竣工に向けて管理体制を構築する業務を立ち上げ業務と呼ばれています。

当時立ち上げ部隊の一員として、ビル竣工の3～4ヶ月前から現場に入りました。まだ床も天井も内装工事が終わっていない、テナント様も入居する前のだだっ広いオフィスを見たり、各設備の完成検査に立ち会ったりと、普段絶対に見ることのできない景色を見られたと思います。

完成前から物件に関わっていると自分の子供のような気分になり、昔はこのフロアが作業員の休憩場所だったなーとか、この階段室は壁が出来る前はここが入り口だったなーとか、完成前を知らない後輩たちに昔話を語っています。既存のビル管理だけではなく、こうした新規物件の管理業務に携われたことは今後の財産にもなると思っています。

ちなみに当社では定期的に新規物件の受注があり、立ち上げに関わるチャンスが大幅に増えていますよ！