清掃は「技術」と「真心」で仕事をすること
家電量販店で約15年間、販売に従事。数字と向き合う仕事でやりがいは感じたが、数字に追われない仕事をしたいという思いから転職を決意。現在はクリーンマネジャーとして活躍中。
「社員全員にとって風通しの良い職場」であると思います。
単に居心地の良さもありますが、ミスした時はしっかり上司や先輩からご指導をいただけますし、社内の会議では立場に関係なく意見をぶつけることができます。
パート・アルバイトの方から意見やアイデア・改善案をいただくことも多くあります。会社や現場の目標に向かって皆が同じ方向を向くことができる、風通しの良い社風であると思います。
(さじ加減や程度が良いという意味で)「適当」です。
仕事や物事には、手を抜いていいところといけないところがあると思います。それを見極められないと抜いてはいけないところで手を抜き失敗してしまったり、完璧を求めすぎて自分を追いこみすぎて失敗してしまったりすることもあります。
「ほど良く休む」「周りに頼る」「ここぞという時は真剣に取り組む」バランスが大切だと思います。
社内のプロジェクトチームにメンバーとして参加しています。今までの経験によって得た専門知識や実務経験をもとに、今後の展望などを各部門のチームメンバーが集まって意見を交わしています。
具体的には、新しい洗剤や薬剤の検証、使用マニュアルの作成、清掃用ロボットの効果的な活用方法の検証などを行っており、自身でも積極的に最新の情報などを収集したりしています。
難易度の高い業務ですが、プロとしてより質の高い清掃サービスをお客様へ提供し続け、成長する現場にしていきたいという思いがあり、とてもやりがいを感じています。
東日本大震災を経験したことです。当時現場には作業中のスタッフが20名程出勤していました。非常時の時こそ、リーダーの明快で単一の指示が必要であり、それによりスタッフが落ち着いて行動できるようになることを当時のリーダーから学びました。
そんな事態の中、現場で起きたことは今でも覚えています。「ビルの上層階での作業中に地震が起こり、動揺しているスタッフに声を掛けて一緒に避難していただいたお客様がいらっしゃったこと」「電車が止まっている中、自宅が近くなのでと自転車や徒歩で出勤してくれたスタッフがいたこと」「帰宅できず現場に泊まったスタッフから、少し清掃してから帰宅するとの申し出があったこと」誰もが大変な中で「ひとのやさしさ」をとても感じることができました。